行岡病院について

若年層は急性アルコール中毒等による救急・緊急入院が多くなっております。
また壮年の方では、肺炎、脱水症での入院が多くなっており
中には重傷な場合もあります。

リウマチ疾患による関節痛や関節の炎症に対して、内科とも連携しながら
生物学的製剤の導入や投薬による炎症のコントロール
場合により滑膜切除術や関節形成術を実施し
術後のリハビリに力を入れ実施しております。

当院は、胃癌・大腸癌などから脱腸（鼠径ヘルニア）や肛門疾患などの治療を幅広く行なっています。また、救急病院として胆石症や虫垂炎の治療も積極的に行なっています。

当院の整形外科ではスポーツ障害・外傷を多く扱っており、中でも肩・肘・膝の鏡視下手術・靭帯再建術が手術件数の上位を占めます。また上肢手術は短期入院・外来リハが可能ですが、下肢（鏡視下ACL再建など）はスポーツリハを責任をもって実施するため（転院率0.0%）、DPCでありながら入院リハのためやむを得ず在院期間が長くなる傾向にあります。さらにスポーツ外傷のみならず救急外傷全般を受け入れているため、高齢者の股関節周囲骨折に対する手術がその次に多くなっています。術後も原則として当院回復期リハ病棟に移って十分に施行しています（転院率7.89%）。当院は若年者から高齢者まで広範な整形外科疾患に対して、手術からリハビリテーションの完結まで責任を持った治療を心がけています。

脳神経外科で主に扱っている疾患は腫瘍性疾患、脊椎・脊髄疾患および外傷性疾患です。脳腫瘍では悪性腫瘍が多く、手術、放射線、抗がん剤治療、リハビリテーション治療などすべての腫瘍に対する治療を院内で行うことが可能です。もちろん、放射線治療+抗がん剤治療、放射線治療のみ、あるいは抗がん剤治療のみといったさまざまなオプション治療を選択できます。他方、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症に対する手術や脊椎すべり症に対する固定術なども積極的に行い、良好な成績を得ています。

眼科の入院についてはほとんどが手術目的です。最も手術数の多い白内障は、日帰り手術もしくは手術当日の1泊入院が主流で、ご高齢の患者さんにも病院のケアで安心して手術を受けていただけるようにしています。通常、手術の翌日には眼帯を外して退院いただいています。
網膜剥離、黄斑疾患や糖尿病網膜症の手術治療である硝子体手術や緑内障手術などは、入院期間も長くなりますが、地域のかかりつけ医との連携を大切にし、なるべく早期に社会復帰できるよう希望の患者さんには短めの入院期間で治療しています。

当院では吐血等により救急搬送され、内視鏡を用いた消化管止血術行なったり
短期での内視鏡ポリープ切除術については内視鏡を挿入し結腸内のポリープなどを切除し
顕微鏡による組織学的検査に提出します。

関節リウマチに対する手術に関しては
病態により
薬物による保存療法が無効で長期間にわたって痛みが持続している場合に滑膜を取り除いたり、
壊れてしまった関節の機能を再建するための手術を行なったり
関節の一部を切除し形を整えて機能や整容を回復させる術式等を選択しています。

当院の場合、急性腹症等の症状で受診される場合が多く
外科的治療の必要性がある場合については内科との連携を図り
適切な治療務めています。

スポーツ障害・外傷を多く扱っているため骨折観血的手術・靭帯再建再建術が 肩・肘・膝の鏡視下手術・靭帯再建術が手術件数の上位を占めます。
下肢（鏡視下ACL再建など）はスポーツリハを責任をもって実施するため在院期間が長くなる傾向にあります。
救急外傷全般を受け入れているため、骨折に対する手術とも多く
当院は若年者から高齢者まで広範な整形外科疾患に対して、手術からリハビリテーションの完結まで責任を持った治療を心がけています。

当院の手術数は脊椎疾患が多く、疾病の性格上、椎間板ヘルニアの後方摘出術が最も多くなっています。その他に固定術も積極的に行っています。手術は手術用顕微鏡を用い、低侵襲手術を行っています。さらに安全性を高めるため、神経モニタリングを行っています。脳腫瘍に対しては手術用ナビゲーションシステムを用いた手術を行い、安全性と確実性を上げています。また、外傷性疾患では慢性硬膜下血腫に対する手術数が多く行っています。

水晶体再建術は白内障に対する手術です。当院では1泊2日での入院治療を多く行なっています。
硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)は，網膜剥離や糖尿病網膜症，黄斑円孔，網膜前膜などの疾患に対する手術です。
増殖硝子体網膜症や未熟児網膜症以外のその他の硝子体・網膜疾患などに対する手術は，硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）です。
当院では約14日間での入院治療を行っています。